うつ病への対策をしようの最近のブログ記事

うつ病の治療・接し方・症状と予防法についてです。

例えば、たいていの人はある程度の泳ぎはできますが、人を抱えながら泳ぐことは、想像以上に困難です。わずか30センチのところにある岸辺になかなか手が届かず、簡単にパニックに陥ってしまいます。

訓練で比較的静かにしている相手でもそうですから、相手が溺れて暴れているときは、何もできず救幼者も簡単に溺れてしまうでしょう。

同じことが、うつ病の予防法にも言えて、うつ病患者の支援者さんは無理をして自分もうつ病になってしまわないよう予防してください。

うつ病の人との接し方では、支後者や家族が、当事者が伝えられなかった情報を補足する役割を担ってほしいのです。

いつごろから、どんな症状(感じ方、考え方、痛みなど)を訴えているのか、どんな行動をするのか、家族などにはどう見えるのか、うつ病の人はどういう対処をしてきたかなどを、具体的に話していただくといいと思います。

事前にメモでも作っておくと、説明もスムーズにいきます。

そのほかにもここ数カ月の出来事や、過去の病気、飲んでいる薬、家族の病気のことなどを聞かれるかもしれません。

また、初回の面接だけでなく支後者や家族が医師と頻繁に連絡を取ることは、うつ病の人と支援者、うつ病の人と医師の間に生じやすい誤解を解くきっかけにもなります。

家族が付き添うことを勧める理由は、うつ病の人が入院することになった場合の対処が容易になるからです。