あがり症の治し方を知るには、人の「あがり症 ブログ」も参考になって面白いものです。
そのあるブログによると、「犬にも猫にも、また人間にいちばん近いチンパンジーにも、どもりやあがり症はない」ということです。
動物はしゃべらないからです。人間と動物のいちばん大きな違いは、この「言葉をもっていること」と「二足歩行すること」の二つです。
あがり症の治し方を考える上でのヒントは、言葉を繰り、コミュニケーションをするようになったがために、人間はどもりという問題を抱えるようになった・・ということです。
つまり「どもり・あがり症」は、言葉を話す人間に特有の障害なのです。あがり症 ブログも共感できるので、また見てみようと思いました。
あがり症の原因はメンタルの持ち方にあるかもしれません
あがり症って、ほんとうにやっかいですよね。
人前に立つと、心臓がバクバクして、手が震えて、頭が真っ白になる。話そうとしても声がうわずって、言葉が出てこない。そんな経験、私にもあります。
学生時代の発表、会社でのプレゼン、ちょっとした自己紹介の場面でさえ、緊張で体が固まってしまう。終わったあとに「なんであんなに緊張しちゃったんだろう」って自分を責めてしまうこともありました。
でも最近、ふと思ったんです。
あがり症って、もしかしたら「メンタルの持ち方」が大きく関係しているんじゃないかって。
もちろん、緊張しやすい体質とか、過去の失敗体験もあると思います。でも、それ以上に「自分はうまくやらなきゃいけない」「失敗したらどうしよう」っていう心のプレッシャーが、あがり症を強くしている気がするんです。
私の場合、「ちゃんとしなきゃ」「完璧に話さなきゃ」って思えば思うほど、緊張が増していきました。
逆に、「うまく話せなくても大丈夫」「伝えたい気持ちがあればそれでいい」って思えたとき、不思議と心が少し軽くなったんです。
あるとき、友人に「緊張してるときって、自分のことばっかり考えてない?」って言われたことがありました。
ハッとしました。たしかに、あのときの私は「自分がどう見られているか」ばかり気にしていたんです。
でも、本来の目的って「相手に伝えること」だったはず。それに気づいてからは、「どう思われるか」よりも「どう伝えたいか」に意識を向けるようにしました。
すると、少しずつですが、あがり症の波がゆるやかになっていったんです。
もちろん、今でも緊張はします。手が冷たくなったり、ドキドキしたりもします。
でも、「緊張してもいいんだ」って思えるようになっただけで、心の余裕が生まれました。
あがり症って、なくすことがゴールじゃないのかもしれません。むしろ、「緊張しても大丈夫」と思える心の持ち方を育てることが大切なんだと思います。自分を責めるのではなく、「今日もよく頑張ったね」って優しく声をかけてあげる。
そんなふうに、自分に寄り添うことが、あがり症と向き合う第一歩になるのかもしれません。
参考:メンタルケアの解説
もし、あなたが今、あがり症で悩んでいるなら、まずは「緊張してもいい」と自分に許してあげてください。
そして、「完璧じゃなくてもいい」「伝えたい気持ちがあれば、それで十分」と、そっと心に言い聞かせてみてください。
それだけでも、きっと少しずつ、心の波は穏やかになっていくはずです。
私もまだまだ道の途中ですが、一緒にゆっくり進んでいきましょうね。