株取引におけるダウ式平均の方法とは

例えば、製作販売業の銘柄はたくさん採用されていますが、サービス業の銘柄は採用数が少なくなっています。


また、発行企業の資本金の大小を考慮せず、簡単に1株あたりの株価を平均した数値の為、市場全体の動きを正しく反映しないという欠点も指摘されています。

1949年5月16日の簡単平均株価176円21銭を基準として、日々計算されています。


つまり、資本金(発行済み株式数)の小さい会社の株式が値上がりしたとしても、株式市場全体に与える影響は小さいはずですが、その株価が日経平均株価の算出に採用されている銘柄のと、日経平均株価は大幅に上昇してしまい、市場の実勢と違う動きを示します。

でも、日経平均株価は、採用銘柄数が東証第一部上場の全株式のうち2割弱にすぎず、採用銘柄の業種にも大きな偏りがあるというサンプリング上の問題があります。


また、株価の高い、いわば値嵩株の値動きにも影響されやすいという欠点があります。


その為、日経平均株価は、実際にの上場株式の株価平均(簡単平均株価という)とは大幅に乖離した数値になっていますが、あくまで指数でなく平均株価で単位は円で表示されます。

ダウ式平均の方法とは、株式分割等による値下がり分を修正し、長期間間にわたって比較できるように修正したものです。

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